本日で私が所属している自治会の令和4年度の会計年度が終了となります。
今年で自治会の役員をやらせていただいて9年目(副会長4年、会計5年)となり、来年度の会計も仮決定(正式には総会で決定)しているので、来年度で10年目の役員をやらせていただくこととなりました。
節目の年を迎えるにあたり、役員をやらせていただくこととなった経緯を振り返り、初心を思い返し節目の年の役員をやらせていただきたいと思います。
10年と少し前に、長女に神戸淡路大震災を知ってほしかったこと、自分自身も当時を思い出すために、長女を連れて淡路島の北淡町にある北淡震災記念公園(https://www.nojima-danso.co.jp/)に行きました。
地元のつながりの大切さは以前から思っていたことですが、北淡震災記念公園で北淡町であった、当時の体験を伺うことができました。
北淡町では3,700戸の建物のうち、3,300戸が倒壊してしまったとのことでした。
そんな中で、自治会での付き合い(地元の付き合い)が役に立ち、避難先で隣近所の誰かがいないことに気づくことができ、震災発生から12時間以内に300人の人命救助ができたとのことでした。
隣の人は何する人ぞ?という世の中では成し遂げれなかったことだと思います。
また、自治会で顔を合わせることの大切さとして、有事の際だけではなく、住んでいる地域の人をみんなが知っていれば、住んでいる地区の中に不審者がいても目立ち、防犯につながることもあります。
さらに、孤独死が増えている昨今ですが、地域の方々との付き合いがあれば、顔を見なくなってしまうと、周囲が気づくことが増えることで早期発見にもつながりますし、もしかすると、命を救うことができるかもしれません。
私が住んでいる地域は、一般的には田舎になると思いますが、自治会離れが進んでおり、少しでも自分が役に立つことができると思い、役員へ立候補させていただきました。
この10年、わからないことばかりで皆様にご迷惑をおかけすることもあったかもしれませんが、少しでも役に立てているのか?というところは気になってしまいます。
令和5年度会計、10年目の役員(6回目の会計)を精一杯務めさせていただき、地域の方へ貢献できるよう今年度も頑張ります!!